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第31回メディシナルケミストリーシンポジウム開催報告

 

31回メディシナルケミストリーシンポジウムが20131120日(水)〜22日(金)の3日間、広島市のアステールプラザで開催されました。例年は東京か京阪神で開催されておりましたが、今回は地方都市広島での開催でした。参加者は500名程度と例年に比べ少なかったですが招待講演、一般発表において例年に勝るとも劣らない活発な議論が行われました。参加者の皆様に改めまして厚く御礼申し上げます。
本シンポジウムでは招待講演(10演題)、医薬化学部会賞受賞講演(2演題)、一般講演(135演題)が行われ、創薬の基盤となる有機合成から新薬開発に関する演題まで幅広い内容でした。また製薬産業におけるイノベーション、グローバリゼーションに関する講演、アカデミア創薬を支援するしくみに関する講演など特徴のある内容も好評でした。
1120日の午前中には昨年度MCS優秀賞を受賞した若手研究者による講演会「MCSサテライトセッション:次世代を担う研究者によるMCS優秀賞受賞講演」を開催いたしました。本年は6演題の発表があり熱心な討論がありました。初日の午前中にも関わらず多くの方にご参加頂き、有り難うございました。
1122日には平成25年度医薬化学部会賞2件、メディシナルケミストリーシンポジウム優秀賞6件の授賞式が行われました。


医薬化学部会賞
(発表番号順:敬称略:所属略称)

  1. 2型糖尿病治療薬テネリグリプチンの創製」(田辺三菱製薬) 赤星文彦、林義治、坂下弘、吉田知弘、石井伸一
  2. 「糖尿病治療薬を指向したGRP40/FFAR1作動薬Fasiglifam(TAK-875)の創製」(武田薬品) 根来伸行、佐々木忍、安間常雄、武内浩二、百瀬祐

メディシナルケミストリーシンポジウム優秀賞 (発表番号順:敬称略:所属略称)

  1. ACAT2選択的阻害剤pyripyropene Aの構造簡略型誘導体の創製研究」(北里大院薬)大多和正樹,寺山富明,大城太一,福田隆志,大村智,供田洋,長光亨
  2. 「新規P2X3受容体アンタゴニストの創製 -ピロリノン誘導体の合成と構造活性相関-」(塩野義製薬)飛永裕之,旭健太郎,亀山貴之,堀口透,大原美穂,多田幸男,栗原奈緒子,神田泰彦,泊 真紀,田中嘉一,高橋扶美代,八木繁典,重歳絵己子,高原幸雄,嶋田真二,竹山千絵,辻弘樹,山元勝一,篠原俊次,甲斐浩幸
  3. 「スクアレン合成酵素阻害薬DF-461の創製」(第一三共)市川正則,大塚雅己,大木仁,太田雅浩,萩野谷憲康,伊藤雅夫,柴田憲宏,杉田和幸,石貝裕,寺山浩司,神田明,碓井博幸
  4. 「多様性拡大抽出物を利用した天然化合物様ライブラリーの構築」(東北大院薬)菊地晴久,櫻井和嘉,渡邉哲理,中城陽太,大島吉輝
  5. 「プロトン感知性受容体GPR4アンタゴニストの創製とその薬理活性」(協和発酵キリン)大坪伸将,窪山剛之,齊藤隼,佐木真由美,大内潤,宮地宏昌,加瀬(野中)裕美,阿部譲,佐々木克敏,高田英宜,丑木順子,三重元弥,檜浦奈緒子,天野徹,井上和昭,真部治彦,渡辺昭彦,新井仁,飯田恭一郎
  6. 「新規キマーゼ阻害剤の創製 - SBDDによる種差克服を目指した分子設計」(小野薬品工業)犬飼隆之,竹内淳,越智研也,中谷真悟,河野浩,木嶋秀臣,近藤隆史,関口哲也,大畑正,三輪亮佳,真砂和英,江頭啓,黒野昌邦,酒井優,今川昭,世古卓哉

 

31回メディシナルケミストリーシンポジウム実行委員長
太田 茂 (広島大学大学院医歯薬保健学研究院)

 
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